クロスミントンという競技を知っていますか。まだまだマイナーな競技ですが、最近初めて遊んでみたところとても簡単で、すぐに楽しむことができました。
ここでは、クロスミントンをまだ知らない人に、クロスミントンに必要な用具や競技としてプレイするためのルールなどをわかりやすく解説します。
クロスミントンを初めて知った人は、簡単にできる遊びですのでぜひ挑戦してみてください。もしかしたら、日本代表になれるかもしれません。
クロスミントンとは?
クロスミントンは、簡単にいえば「屋外で遊べる風に強いバドミントン」「ネットのないバドミントン」で、2001年にドイツで考案されたテニス、バドミントン、スカッシュのよさを最大限に融合させた新感覚のラケットスポーツです。
バドミントンは風があるとシャトルが流されてしまいますが、クロスミントンは風に強く、思いっきり打てる爽快感を味わうことができます。
また、コートやネットを必要としないため、体育館など屋内だけではなく、公園や庭、砂浜、雪上などさまざまな場所でどこでも遊ぶことができます。
暗闇で行うクロスミントン(ブラックミントン)があるほど、時間も選びません。
クロスミントン初体験🏸
— タケウチヒロシ @ KOKACARE (@kokaminton_hiro) January 3, 2020
音がいいっすね!
最後はマリオみたいな声が出ました(笑)たのしいっす! pic.twitter.com/kFy0WpKQ5K
初心者でも楽しめる
クロスミントンは、初心者でもすぐに楽しむことができるのも魅力の一つです。ラケットスポーツの経験が少なくても、遊んでいる内にすぐにできるようになります。
初めはコートなしで楽しむ「Free style(フリースタイル)」がおすすめです。スピーダーに集中して、ラリーを楽しみましょう。
ゴールマーカーを置いて遊ぶ「Fun Match(ファンマッチ)」も、いろいろな距離や幅でゴールを決めることができるので、レクリエーションなどで楽しむことができます。
日本代表をめざせる
クロスミントンの日本での競技人口は、まだ4,000人程度と言われ、知名度もあまりありません。そのため,日本代表をめざすことができます。
クロスミントンの正式な大会は、コートを用意して競技が行われます。日本代表をめざしたい人は、各地で行われている練習会などに参加することをおすすめします。
初心者でも楽しめるシンプルなスポーツですが奥の深いスポーツでもあるので、スキルに合わせていろいろなスタイルで楽しみましょう。
クロスミントンの普及振興を図り、国民の心身の健全な発達に寄与することを目的とした「日本クロスミントン協会」が設立されています。こちらもチェックしてみてください。
クロスミントンの用具
紹介しましょう!
— 中川☺︎ダイスケ (Daisuke Nakagawa) (@daisuke_2017) February 1, 2022
新しい仲間”#SPEEDMINTON“です!
“#スピードミントン“は風の影響を受けにくいシャトルで、屋外でも楽しめるテニスとバトミントンの中間みたいなヤツでした😎
さっそく運動不足の僕は、元バトミントン部の母親を散歩という名目で誘い出し公園で遊んできました🏸
めっちゃ楽しかった🎶 pic.twitter.com/mHeJwIT8o5
クロスミントンにはコート(ネット)が必要ないので、以下の2つがあればいつでもどこでも楽しむことができます。
- スピーダー
- ラケット
スピーダーとラケットについて紹介していきます。
スピーダー
クロスミントンでは、バドミントンのシャトルにあたるものを「スピーダー」と言います。風速4mでも30mは飛ぶようにデザインされています。
バドミントンのシャトルを小型化したようなもので、バドミントンのシャトルより丈夫で少し重みがあり、軽く打ってもよく飛びます。
スピーダーは、プレイスタイルや状況に合わせて3種類のタイプがあります。
スピードが出にくいスピーダーで、初めての人や子供がプレイするのに向いています。スピーダーを打つ感覚を磨くことに適していて、力いっぱい打ってもあまり飛ぶことがないので、安心です。
ジュニアの公式試合で使われています。
ファンスピーダーよりもスピードが出るため、よりクロスミントンのスピード感を味わうことができます。マッチスピーダーでラリーが続くようになると盛り上がります。
ジュニアよりも上のカテゴリの公式試合用スピーダーです。
9.3gと一番重いスピーダーで、風の強い砂浜でのプレイに適しています。重い分、スピードが速くなります。
初心者には難しいんので、慣れてきたら使うことをおすすめします。
スピーダーの種類とは別に、先端が光って夜でも遊ぶことができる「ナイトスピーダー」もあります。
ラケット
ラケットはバドミントンとは違い、柄の部分が短く軟式テニス用のラケットに似ています。おすすめのラケットセットを2つ紹介します。
おすすめラケットセット:S600
S600セットは、スピードミントン社というメーカーから販売されているエントリーモデルです。初めてクロスミントンで遊ぶ人は、こちらをおすすめします。
- ラケット: 硬化アルミニウムラケット2本
- サイズ: 縦:58.5cm、最大横幅:21.5cm
- 重さ: 185g
- フレームカラー: ピンク&イエロー&グリーン
- スピーダー:ファンスピーダー、マッチスピーダー、ナイトスピーダー各1個
- その他: ウィンドリング1個、スピードライト2個、ショルダーラケットケース1個、ルールガイド
![]() | 価格:5,780円 |

おすすめラケットセット:S900
S900セットは、中上級者向けで、上質なプロフェッショナルグラファイトラケット、簡単にコートを作ることができるイージーコートプロが入っています。
- ラケット: プロフェッショナルグラファイトラケット2本
- ストリング:マルチフィラメントストリング張り上げ
- サイズ: 縦:58.5cm、最大横幅:21.5cm
- 重さ: 180g
- フレームカラー: ホワイト/グレー/レッド
- スピーダー:ファンスピーダー1個、マッチスピーダー2個、クロススピーダー1個、ナイトスピーダー1個
- その他: ウィンドリング1個、スピードライト4個、ショルダーラケットケース1個、ルールガイド、イージーコートプロ
![]() | 価格:13,800円 |

クロスミントンのルール
クロスミントンJAPAN AUTUMN OPEN 2022(@浦和駒場体育館)が9月16日、17日、19日、20日の4日間、開催されます!!
— さいスポ (@SaitamaSports) September 16, 2022
選手の高速ラリーは見応え抜群です‼️ #クロスミントン #スピーダー #ドイツ生まれのスポーツ #さいスポ pic.twitter.com/E3YCZ8jCJL
いつでもどこでも遊ぶことができるクロスミントンですが、競技としてスピード感のある試合を展開することができます。
競技コートは、5.5m×5.5mの正方形を12.8m離して二面つくるだけです。テープのようなもので囲ったり、線を引いたりするだけで簡単にできます。
ルールもシンプルで、テニスやバドミントンと同じように、相手のコートにスピーダーを入れるか、相手にミスをさせるかです。1セット16点、2セット先取で勝ちになります。
クロスミントンのまとめ
クロスミントンは、「屋外で遊べる風に強いバドミントン」「ネットのないバドミントン」で、2001年にドイツで考案されたテニス、バドミントン、スカッシュのよさを最大限に融合させた新感覚のラケットスポーツです。
初心者でも楽しめ、競技人口が少ないため日本代表をめざすこともできます。
クロスミントンに必要な用具は「スピーダー」と「ラケット」の2つだけです。スピーダーには以下の3種類があります。
・ファンスピーダー
・マッチスピーダー
・クロススピーダー
ラケットは初級者向け、中上級者向けがあります。スピーダーとラケットは、スキルや状況に合わせて選びましょう。
いつでもだれでも楽しめるクロスミントンにぜひ挑戦してみてください。
その他にも、「ボッチャ」や「モルック」もだれでも楽しむことができるスポーツですので、チェックしてみてください。
