子どもを連れてキャンプをしたいけれど、初めての子連れキャンプで不安を感じていませんか。子連れキャンプはたくさんの魅力がありますが、安全対策や環境への配慮が心配ですよね。
ここでは、子連れキャンプ経験豊富な私が、子連れキャンプの魅力や楽しみ方、準備物・持ち物だけではなく、子どもの安全対策などの注意点について、わかりやすく紹介します。
子連れキャンプに興味がある方は、ぜひ子連れキャンプをしてみてください。
子連れキャンプとは?

子連れキャンプとは、子どもと一緒に自然の中、限られた状況で過ごすという、アウトドアアクティビティです。
大人だけでのキャンプとは大きく違うと思ってもいいかもしれません。事前の準備がとても重要です。
初めての子連れキャンプの魅力とは?
子連れキャンプは親子にとても有効で、子どもの成長に繋がります。
自然と触れ合える
やはりキャンプといったら自然の中で過ごすことが醍醐味ではないでしょうか。
いつも見ることのできないダイナミックな景色や満天の星空があります。雨が降っても雲を見たり、雨粒の音を感じたりすることもできます。
いつも見ることができない虫や生き物、植物を間近で体験できます。
家族でじっくり向き合える
普段はみんな忙しく、1日のスケジュールに追われる日々ではないでしょうか。家族でキャンプに来ると、じっくり話をしたり遊んであげることができると思います。親子の絆も深まります。
コミュニケーション能力や協調性を育める
みんなで相談や協力して設営をする、料理を一緒に作ってみるなど、一つのものを作り上げることで達成感を感じます。人との関わり合いが大事であることを学べます。
危険やトラブルに対処する能力を学べる
キャンプは野外ですので、危険やトラブルに多くさらされます。もちろん安全には十分配慮しながら挑戦してみたり、観察し教えたりすることで、身をもって体験することができ、自信につながります。
子連れキャンプの準備と持ち物
今回は子連れキャンプならではの必要な準備やおすすめの持ち物を紹介します。
一般的なキャンプ用品
テントやタープテント、調理器具などが必要です。余裕があれば、子どもと一緒に自宅などで事前にシュミレーションしてみることをおすすめします。
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お薬や保険証等
環境が変わることで、体調を崩すこともあります。転倒や擦り傷など怪我に対する処置も多いです。いつものお薬や保険証は持参しておくと安心です。
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虫除けやかゆみ止めの薬
自然の中で過ごすので、虫除けやかゆみ止めの薬は、必須です。子どもたちはよく刺されます。虫除けスプレーはもちろん、首にかけるタイプの虫除けやテント付近には蚊取り線香などもあるとよいです。
また刺された後の対策もしておくとよいでしょう。
LEDランタン
キャンプの照明で欠かせないのがランタンです。従来のオイルやガスのランタンは雰囲気もありますが、子連れにはLEDランタンをおすすめします。
安全性が高く、中には照明のパネル部分が外せるタイプもあります。パネルを外して夜中トイレに行く時の懐中電灯代わりにするなど、マルチに使用できます。防災用品としてもおすすめです。
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寝袋
子ども用もありますが、大人2人用の寝袋や広げられるタイプの寝袋なら添い寝もできるのでおすすめです。
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多めの着替えや防寒着、カッパ
野外ですので汚れやすく、多めのお着替えがあると安心です。夜間の冷え対策に夏でも防寒着、急な雨も降りやすいのでカッパもあるとよいです。
簡単に履ける靴
子どもは、テントに入ったり、出たりをよくします。靴が履きにくいと、そのまま裸足なんてこともあります。しっかり外遊びするスニーカー以外に、簡単に履ける靴を持って行くと重宝します。
大人の方も持参すると便利です。
ガスコンロ、レトルト食品やカップ麺
ガスコンロがあると、簡単に火を使うことができます。初めての設営や子どもの相手、トラブルなど食事の準備が難しくなってもすぐに作れます。
まだミルクなどを飲む乳幼児連れの方にも便利です。
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子連れキャンプ場の選び方
大人ではなんとかなるものも、子どもがいるとそういう訳にはいかないことも多いです。場所選びも重要です。
オートキャンプ場であること
車を横付けできるオートキャンプ場は荷物の出し入れも負担が少ないですし、移動もしやすいです。また、何かトラブルがあれば車中に避難することもできます。
管理人がいる売店、レンタル用品があること
管理人が滞在していると安心できます。治安の面、トラブルの際にも相談できます。場所によっては、24時間滞在しているところもあります。
売店やレンタル用品を取り扱っていれば、忘れ物をしても対処することが可能です。
遊具やアクティビティ施設があるところ
キャンプ場には遊具が併設されている所やプールがあるところもあります。やっぱり遊具があるとテンションもあがります。遊んでくれていれば少し大人も休めます。
お湯がでるところ
寒い日や油の洗い物があるととても重宝します。寒い日は、お湯が出れば湯たんぽも簡単に作れますし寒さ対策できます。
電源があるところ
電源があれば充電や暖房器具、ホットプレートなど、幅広く活用できて便利です。
シャワー設備がある、近隣に入浴施設があるところ
1日くらいお風呂に入らなくても平気ですが、寒い日でも子どもは汗だくになって遊びます。やはりシャワー設備があるとありがたいです。
お風呂や温泉があるキャンプ場もあります。近隣にあるとキャンプ帰りにも立ち寄りやすいです。
おすすめの初めての子連れキャンプスタイル
キャンプといえば以下のようなスタイルがあります。
- テント泊でのキャンプ
- 日帰りのデイキャンプ
- コテージやバンガローでのキャンプ
子連れでのキャンプデビューをするなら、まずはデイキャンプがおすすめです。
乳幼児は特に夜泣きや頻繁な授乳など、親子で体の負担が多くなります。キャンプ場は朝と夜の寒暖差も大きく、体調を崩しやすいです。
デイキャンプから少しずつ慣れるのがいいかもしれません。
子連れキャンプの楽しみ方

キャンプの楽しみ方は様々あります。子どもとじっくり向き合えるキャンプだからこその楽しみ方を紹介します。
子どもと一緒に楽しめるアクティビティ
キャンプ場によってはアウトドアアクティビティが併設されているところ、プールや牧場がある所もあります。今回はキャンプエリアでの楽しみ方をいくつか紹介します。
お手伝い
いつもと違う環境だとお手伝いもアクティビティになります。テントの設営や片付け、火おこし、食事作りなどさまざまです。
気をつけながらもチャレンジさせることで、楽しいイベントになります。
魚釣り、虫取り、植物の観察など
自然に遊ぶ時間があるからこそできるアクティビティです。
最近では五感を使って、自然の中で探し物をするフィールドビンゴというものもあります。子どももゲーム感覚で自然を学ぶこともでき、ビンゴした時の達成感も味わえます。
バトミントンやボール遊び、シャボン玉
公園などでもお馴染みの遊びです。場所に配慮が必要ですが、親子で体を動かすことができます。
光遊び、影絵など
夜になると照明でテントなどに映る影絵遊びができます。色のついた照明をかざすと綺麗に映ってそれだけでも子どもたちは大喜びです。
花火
場所やルール厳守ですが、キャンプ場は花火ができるところも多く、夏の楽しみになります。
カードゲーム、ボードゲームなど
雨の日は、テントの中でも遊べます。自宅と違った環境のためか、いつものカードゲーム、ボードゲームもすごく盛り上がります。子どもとじっくり遊ぶことができます。
子連れキャンプでの食事の工夫
キャンプは火を起こすところから始まるため、食事準備は現地でするべきことが多いです。事前の準備をある程度しておくと余裕ができておすすめです。
自宅で下味、下ごしらえをしておく
メニューなどを決めて、野菜などをある程度切っておけば、現地では焼くだけなど時間を短縮できます。
最初から簡単なメニューにする
ガスコンロを持参すれば温めるだけ、お湯を注ぐだけで作れます。特にまだ小さい子どもがいるうちは、時間をかけずに提供できるので、離乳食などにも重宝します。
お手伝いをしてもらう
アクティビティとして子どもたちが参加すれば、楽しみながら進められます。同じ料理でも、美味しさが倍増します。
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子連れキャンプの注意点

キャンプを家族で満喫するには、ルールやマナーを守りながら楽しむことが大切です。キャンプは自己責任が原則です。
子どもの安全対策
なにかがあってからでは遅いです。楽しみながらも対策は万全にしたいものです。
とにかく子どもから目を離さない
安全対策は、これに尽きます。設営や準備で目を離す恐れがあるときは、タブレットやゲームで時間を潰させたり、お菓子を食べさせたりするとよいです。
または、子どもの相手を交代しながら、1人で設営することなども考えておくことが大切です。
トイレ、水場には必ず着いていく
昼はもちろんのことですが、夜はいくら近くても、テントロープなど転びやすいポイントがたくさんあります。防犯の上でも必ず付き添いましょう。
虫刺され対策をする
危険な虫もいるキャンプ。虫除けはもちろん、なるべく草むらなどで遊ぶ際は半袖、半ズボンは避けましょう。テント周辺はもちろんテント内の虫除けも有効です。
テントの設営場所に気を付ける
子連れだと迷惑にならないようにと人が少ないエリアや、遊びやすい川近くなどを選びたくなります。ただし、あまり人がいないところはそれなりに理由があります。
事前にキャンプ場の特色を見極め、リサーチすることが大事です。
周辺環境の配慮
キャンプは色々な環境の方と共存して過ごします。楽しくキャンプをするために周辺の気配りはとても大事です。
夜泣き、泣き声対策
夜泣きがあったり、いやいや期でよく泣いてしまう時期だったりする場合は無理せず、デイキャンプにしたりコテージなどで過ごすことをおすすめします。
他人のサイトに入らないように教える
自由に行き来できるとは言え、他人のサイトに入るのはマナー違反です。自分たちのキャンプサイト以外は勝手に入ってはいけないことをしっかり教えましょう。
また、近隣のキャンパーさんに挨拶をしておくことも一緒に教えてもよいです。
初めての子連れキャンプのまとめ
子連れのキャンプはハードルが高いなと思うかもしれませんが、キャンプの魅力はたくさんあります。
- 自然と触れ合える
- 家族でじっくり向き合える
- コミュニケーション能力や協調性を育める
- 危険やトラブルに対処する能力を学べる
子どもと一緒に楽しめるアクティビティもあります。
- お手伝い
- 魚釣り、虫取り、植物の観察など
- バトミントンやボール遊び、シャボン玉
- 光遊び、影絵など
- 花火
- カードゲーム、ボードゲームなど
ポイントをおさえておけば、楽しくかけがえのない体験ができますが、注意点もあります。
- 子どもから目を離さない
- トイレ、水場には必ず着いていく
- 虫刺され対策をする
- テントの設営場所に気を付ける
このようなことに気を付けながら、みなさんのキャンプが素敵な思い出になることを願います。