大学進学や就職などで初めて一人暮らしをするときに、何が必要で何を準備すればよいのか悩むことも多いはず。ここでは、一人暮らしをするときに必要なものをわかりやすく紹介します。これまでの生活スタイルから必要なものをしっかり考えて、よい一人暮らしができるようにしてください。
初めての一人暮らしで必要な生活家電

初めての一人暮らしを始める前に、準備しておくとよい生活家電を紹介します。一人暮らしを始めてからではなく、一人暮らしを始める前にしっかり準備をしておくことで、スムーズに一人暮らしを始めることができます。
洗濯機
一人暮らしでは、部屋に洗濯機を設置する場所があれば洗濯機は必須です。一人暮らしにおすすめは、5~7kgのサイズの洗濯機です。乾燥機能が付いていれば干す必要がないため便利ですが、金額は高くなります。外に洗濯物を干したくないときは、乾燥機能が付いている洗濯機は候補の1つになります。
部屋の間取りによっては、洗濯機を設置する場所がない物件があります。最近はコインランドリーが至る所にあるので、洗濯機がなくても生活できます。コインランドリーの相場は、一般的な衣類であれば200~300円程度で、乾燥を合わせると700~800円程度になります。どのくらいの頻度で通うかによって変わりますが、お金はかかります。
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アイロン、アイロン台
身だしなみに気を付けるのであれば、アイロンはあった方がよいです。進学で大学や専門学校にいくとき、ほとんど私服でそれほどしわが気にならなければ必要ないかもしれません。
ただし、就職で毎日スーツを着るのであればアイロンは必要になります。ワイシャツなどはクリーニングに出せばよいですが、上着やズボンなどはしわになったところを伸ばす際に使います。アイロン台も一緒にそろえましょう。
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掃除機
一人暮らしでは、掃除機も必要になります。フローリングワイパーなどでもよさそうですが、シートを付け替えて毎回掃除をするのは意外にめんどくさいです。小回りが利くコードレススティック掃除機であれば、さっと掃除ができるのでおすすめです。
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テレビ
テレビをよく見る人は、テレビが必須です。テレビのサイズは、大きすぎても小さすぎても疲れてしまうので、部屋の広さによってサイズを決めることが大切です。
- 6畳…24~32V型
- 8~10畳…32~40V型
- 10~12畳…40~49V型
- 12畳~…50V型以上
最近では、テレビではなくYouTubeやAmazonプライムビデオなどを視聴する人、TVerなどでテレビを見ている人もたくさんいます。テレビをあまり使わない生活をしている人は、テレビではなく大型モニターを検討してみてください。テレビがなくても、パソコンと大型モニターを接続してYouTubeやAmazonプライムビデオなどを視聴して過ごすことができます。
テレビではなく大型モニターの場合、NHKと契約する必要はありません。NHKとの受信契約は、「放送を受信する機器」を設置した者が負う義務、と放送法によって定められています。そのため、「テレビをもっていないので、契約はしません」としっかり伝えることで契約しなくてもよいことになります。ただし、ワンセグやフルセグの付いたスマホであれば、「放送を受信する機器」があることになってしますので、そこが難しいところです。
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パソコン
進学にしても、就職にしてもパソコンは必須になります。これまで使用していたものがあればよいですが、これまで使用していたものがない場合はこの機会に購入することをおすすめします。
一人暮らしであれば、高スペックのパソコンは必要ないので、持ち運びができるノートパソコンがおすすめです。
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エアコン
今のアパートは、ほとんどの部屋でエアコンがすでに取り付けられていることが多いです。ただ、エアコンがない部屋もあります。酷暑になることがあるので、扇風機だけで夏を過ごすのは厳しいです。エアコンがない部屋の場合は、部屋の広さに適したエアコンを夏が来る前に購入することをおすすめします。
ドライヤー
坊主頭や短髪で必要ない人がいるかもしれませんが、ドライヤーも必須家電の1つです。ワット数が高い方が乾かしやすいですが、その分音が大きくなることがあります。アパートの場合、隣にも誰かが住んでいることが多いですので、買う際は自分のことだけではなく、隣の人のことも考えると不要なトラブルを避けられます。
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初めての一人暮らしでほしいキッチン家電

今までは家族などが作っていたご飯ですが、一人暮らしでは自分で調理して食事をとる必要があります。以下では、一人暮らしに必要なキッチン家電を紹介します。
冷蔵庫
一人暮らしには、絶対に冷蔵庫が必要です。部屋によっては、備え付けられているものがあるかもしれませんが、サイズ(大きさ)が小さい場合がほとんどですので、本当に自分で必要な量が入るのか検討する必要があります。
一人暮らしの冷蔵庫では、部屋に適したサイズ(大きさ)で何リットル入るかを確認する必要があります。自炊をどの程度するかによって、何リットル入るかが違ってきます。
あまり自炊をしない初めての一人暮らしのおすすめのサイズ(大きさ)は、100~150Lなどの冷蔵庫です。自炊をよくする人は150~200L程度あれば便利に使えますが、その分サイズ(大きさ)が大きくなるため、部屋に置く場所があるかしっかり考えてから購入しましょう。
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電子レンジ
電子レンジは、一人暮らしに必須です。多めに作って冷蔵・冷凍したものや買ってきた総菜などを温めるとき、冷凍食品を解凍・調理するときなどに使います。
その日に調理したものをその日のうちに食べることがあれば必要ないかもしれませんが、進学・就職など初めての一人暮らしは疲れます。毎日調理して食べることは難しく、時々総菜や弁当に頼ることがあるので電子レンジはあった方がよいです。
料理を頻繁にする人、パンを焼いて食べる人は、オーブン機能があれば便利ですが、初めは、温めたり解凍したりする機能がついているレンジ(単機能レンジ)があれば十分かもしれません。
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炊飯器
お米を食べる人は、炊飯器が必要です。一人暮らしでおすすめのサイズは2~3合炊きです。まとめて炊いて冷凍したいと考えて5号炊き程度を考えている人がいるかもしれませんが、その分炊飯器のサイズが大きくなってしまうため、釜を洗うときに洗いにくいです。
最近は、炊飯専用の土鍋も販売されています。炊飯器を置くスペースが確保できない場合は、炊飯専用土鍋を検討してみてはどうでしょうか。一見めんどくさそうですが、使ってみると意外に簡単に使うことができ、後片付けも簡単です。
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その他のキッチン家電
その他に、一人暮らしにあれば便利なキッチン家電を紹介します。初めて一人暮らしをするときに必要なものとしての優先順位は低いですので、参考程度にしてください。
ホットプレート
一人ではほとんど使うことはありませんが、進学先でできた友だち、就職先の同期などと部屋で遊ぶとき、ホットプレートがあれば、焼肉をしたり、たこ焼きをしたりすることができます。パーティーグッズのようなものです。
ミキサー
料理が好きでこれまでもミキサーをたくさん使ってきた人、一人暮らしを機会に手作りの野菜ジュースを作りたい人は、ミキサーを検討してみてはどうでしょうか。小型のものがあったり、手入れが簡単にできるものがあったりするので、一人暮らしにぴったりのものが見つかります。
初めての一人暮らしで家電以外で必要なもの

カーテン、ブラインド
カーテンやブラインドは、住む階数や隣接している建物にもよりますが必要なものです。特に、一階や隣接している建物があれば、入居前から準備が必要です。事前にサイズを測ったり、不動産屋や大家にサイズを聞いたりして準備をしておきましょう。
数日間は見られても構わないという場合は、後日買いそろえても大丈夫です。ただ、防犯上でも必要になってくるものですので、買う予算はしっかり確保しておきましょう。
寝具
敷布団、掛布団、枕、カバーも必要です。ベッドにするか、布団にするかは、部屋の大きさや間取り、これまでの生活スタイルによって違います。ベッドと布団のメリットとデメリットは以下のとおりです。
○ベッドのメリット
一度場所を決めてしまうとほとんど動かすことがないので、インテリアが整いやすい。
▲ベッドのデメリット
布団より高額になり、動かすことができない。
○布団のメリット
部屋がせまい場合、必要ないときに収納ができるため、部屋を広く使うことができる。
▲布団のデメリット
収納場所がなければ、出しっぱなしになってしまう。毎日の出し入れがめんどう。
一人暮らしは一人で生活するため、部屋を広くして何かをしたいというときはほとんどありません。そのため、めんどくさがりの人は毎日片づける必要のないベッドをおすすめします。
ソファベッドにする人もいますが、ソファベッドは中途半端です。片づけができる人であればよいですが、あまり片づけが得意ではない人は結局ずっとベッドのままになってしまいます。それならば、初めからベッドを買った方が寝心地などを考えるとよいです。
部屋に自分で使う以外の布団を収納するスペースがあれば、親や友達が泊まりにきたときに使う来客用の布団を一緒に購入することをおすすめします。結構出番があります。
テーブル
テーブルは、ご飯を食べたり、仕事をしたりするために必要です。テーブルは、ローテーブルか、ハイテーブルかを検討する必要があります。
部屋に帰ってからも長い時間パソコンなどで勉強や仕事をする場合は、ハイテーブルの方が作業はしやすいです。ご飯を食べたり、くつろぐだけだったらローテーブルで大丈夫です。テーブルを使う目的やどのような部屋にしたいのかによって検討してください。
座椅子・ソファ、椅子
テーブルに合わせた椅子が必要になります。ローテーブルであれば座椅子やソファ、ハイテーブルであれば椅子になります。
ソファは、部屋の広さによって邪魔になります。最低限必要なものではないので、一人暮らしをしてから設置するかどうかを決めてもよいかもしれません。ローテーブルであれば、座椅子を使わず座布団で生活することもできます。
食器棚
炊飯器や電子レンジを置いたり、食器を入れたりするために必要です。部屋の広さは限られているので、一体型が便利です。部屋に備え付けの棚や収納があれば買う必要はありません。
その他
これまでは、大きな家具などを紹介してきましたが、他にも必要なものがたくさんあります。使用する場所ごとに整理しているので、一人暮らしの準備をする際の参考にしてください。これまでの生活スタイルに合わせて、必要なもの、不要なものを取捨選択するとよいです。
キッチン関係
- 食器洗い用品(食器用洗剤、スポンジ)
- 食器(コップ、皿、茶碗、箸など複数個、複数枚あると便利)
- 調理器具(フライパン、鍋、やかん、包丁、まな板、おたま、菜箸、軽量スプーン・カップなど)
洗面所関係
- 歯みがきセット(歯ブラシ、歯みがき粉、フロス)
- フェイスタオル
- 整髪料
風呂関係
- 風呂道具(シャンプー、コンディショナー、ボディソープ)
- 湯桶、風呂椅子(風呂に洗い場があれば)
- 風呂用掃除用品(風呂用洗剤、スポンジ)
- バスタオル
- バスマット
トイレ関係
- トイレ掃除用品(トイレ用洗剤、ブラシ)
- トイレマット
洗濯関係(洗濯環境が整っている場合)
- 洗濯用品(洗濯用洗剤、漂白剤、柔軟剤)
- 洗濯かご(持ち運ぶ際にあると便利)
- 物干し竿
- ハンガー
その他
- ティッシュペーパー
- トイレットペーパー(意外に忘れがち)
- ゴミ箱(リビング、キッチンなど必要な個数)
- ゴミ袋(住むことになる地域のもの)
- 雑巾(引っ越しをするときの掃除で使うので複数枚)
- 文具(ペン、はさみ、カッターなど)
- 工具(ドライバーセット)
- 時計
- 充電器(スマホなど)
- 電池(単3、単4などあれば意外に使う)
- 延長コード、電源タップ
- 姿見(なくてもよいけど、あると結構使う)
- 薬(風邪薬、胃薬、絆創膏など)

一人暮らしで必要なものを購入する
一人暮らしに必要なものを紹介してきましたが、家電であれば家電量販店ですべてこだわって買うことは難しいかもしれません。
そこで、こだわって買いたい人はインターネットでの購入をおすすめします。インターネットでは、ない商品がないくらい商品が充実しているため、ほしいものを比較しながら安く買うことができます。楽天などを利用すると、ポイントを貯めることもできるのでおすすめです。
こだわりがなく家電量販店でそろえた方が楽だという人は、ケーズデンキなどで販売されている「家電セット」がおすすめです。自分で考える必要はなく、一人暮らしに適した家電が簡単に買うことができます。
その他にも、ニトリやIKEA、無印良品がおすすめです。この3店があれば、一人暮らしで必要なものはすべてそろいます。
まとめ
初めての一人暮らしに必要なものを紹介しましたが、どうだったでしょうか。一人暮らしを始めるにはアパート等の契約だけではなく、必要なものを揃えるだけで出費がかさみます。紹介したものを一度にそろえるのが難しいときは、優先順位をつけてそろえていくようにしましょう。