初めてのお酒 おすすめの飲み方と注意点をわかりやすく紹介

20歳になったら、お酒が飲めると楽しみにしている人も多いはず。でも、よくない飲み方をすると、お酒で失敗したり、お酒で怖い思いをしたりすることもあります。ここでは、お酒を楽しく飲むためのよい飲み方、注意点、おすすめのチューハイを紹介します。お酒で失敗しないために、初めてのお酒をどのように飲んだらよいのか参考にしてください。

目次

おすすめのお酒の飲み方

性別、体重、アルコールの分解能力の違いにより、お酒の適量には個人差があります。特に、初めてのお酒であれば、どの程度のお酒の種類と量で自分がどんな状態になるかを知っておかなければなりません。また、その日の体調も考えて初めてのお酒を楽しむようにしましょう。

自分の適量・ペースを守る

初めてお酒を飲むときには、適量を知らなければなりません。厚生労働省によると、節度ある適度な飲酒量は純アルコールで約20gとされています。以下が純アルコール20gに相当する酒量です。

純アルコール20gに相当する酒量
・ビール(5%) 500mL缶1本(500mL)
・日本酒 1合(180mL)
・ウイスキー ダブル1杯(60mL)
・焼酎(25度) グラス1/2杯(100mL)
・ワイン グラス2杯弱(200mL)
・チューハイ(7%) 350mL缶1本(350mL)

初めてのお酒であれば、節度ある適度な飲酒量を目安に飲んでみるとよいです。友達と初めてのお酒を味わいたい気持ちは分かりますが、まずは家でどのくらい飲めるのか確かめてみることをおすすめします。5%前後のお酒が飲みやすいので、ビールやチューハイがよいでしょう。

どうしても初めてのお酒が飲み会の場合、気分が高揚し飲酒のペースが速くなることがあります。しかし、自分の適量が分からない内にたくさん飲んでしまうと失敗につながり、時には怖い思いをしてしまうかもしれません。

お酒を飲みながら自分をコントロールするのは難しいですが、飲むペースは自分でコントロールしましょう。自分でコントロールできなくなっているときは、飲み過ぎていると認識しましょう。

空きっ腹で飲まない

空腹時は胃がからっぽのため、お酒を飲むとアルコールの吸収が速く、悪酔いの原因になります。また、胃壁を守るものがないため、強いアルコール度数のお酒は胃の粘膜にダメージを与えてしまいます。

お酒を飲むときは、事前に何でもよいので食べておくことをおすすめします。

食事をしながら飲む

お酒を飲む人の中には、「飲みながら食事を取らない」という人がいますが、その飲み方では飲酒のペースが速くなりアルコールを過剰に摂取してしまう可能性があります。

初めてのお酒ですので、友達や家族、同僚などと食事をしながら、会話を楽しみながら飲むようにしましょう。飲み過ぎの予防になります。

水と一緒に飲む

梅酒やワインなどアルコール度数の高いお酒は胃腸への刺激が強いため、酔いが回りやすく肝臓への負担が高くなります。アルコール度数の高いお酒は、水割りや炭酸割りにしたり、水と一緒に飲んだりするとよいです。アルコールによる胃への刺激を和らげてくれます。

トイレに行く

お酒を飲んで楽しくなると、飲みすぎてしまうことがあります。そこで、一度冷静になるためにトイレに行くことをおすすめします。

席を離れることでお酒を飲むペースを落とすことができます。また、トイレまで歩いて行くことでふらついていないか、鏡を見ることで顔が赤くなっていないかなどを確認することができます。

初めてのお酒を飲むときの注意点

初めてのお酒こそ、楽しくなってハメを外してしまうなど、気をつけなければならないことがあります。これからお酒を飲む機会はまだまだあるので、ゆっくり楽しみましょう。

度数を確認する

お酒には甘さにだまされて強い度数をあまり感じないものがたくさんあります。そのようなお酒をずっと飲み続けていると、あっという間に酔ってしまいます。

自宅であれば、缶や瓶などに度数が書かれているので度数を確かめられるのですが、お店ではそうはいきません。みんなが頼んでいるから一緒に注文するのではなく、注文するときにはどのくらいの度数のお酒なのか把握しながら頼むようにしましょう。強い度数のお酒であれば、一緒に水も注文しましょう

一気飲みはしない

一気飲みは絶対にしてはいけません。せっかくの楽しい場で、怖い思いをしてしまうかもしれません。

一気飲みは、急に血中のアルコール濃度が高くなり、急性アルコール中毒になってしまう可能性があります。アルコール度数が低くても、たくさん飲むと急性アルコール中毒になることもあるので絶対にやめましょう。

特に大学生や新社会人でまわりに煽られて一気飲みをすることがあるかもしれませんが、後悔につながります。近年では減りましたが、毎年のように亡くなっている人がいます。他の人にも強要しないようにしましょう。

チャンポンはしない

チャンポンとは、複数の種類のお酒を次々に飲んでいくことです。初めにレモンサワー、次にビール、次は梅酒、最後はワイン、というような飲み方です。

チャンポンは、アルコール摂取量の把握が難しくなること度数の違うお酒を同じペースで飲んでしまうことに問題があります。

初めてのお酒だから、いろいろな種類のお酒を飲みたくなるかもしれませんが、初めてお酒を飲む人にはおすすめしません。お酒を飲む機会をこの先もたくさんあるので、機会を見ながらゆっくりといろいろなお酒を楽しみましょう。

飲めると過信しない

初めてお酒を飲む人ほど「きっと自分は飲めるだろう」「酔っぱらいみたくならないだろう」と考えています。そして、飲み過ぎて失敗したり、怖い思いをしたりする人がいます。初めてのお酒ですので、飲めると過信せず、少しずつお酒を楽しみましょう。これからお酒を楽しむ機会はたくさんあります。

まわりに迷惑をかけない

飲み過ぎて、店で寝てしまったり、歩けなくなったり、吐いてしまったり、誰かにからんだりしてしまう人を度々見てきました。飲み過ぎて自分ではコントロールできないことこですが、やはり自分で自分をコントロールできる範囲で飲みましょう。初めてのお酒のため、初めての失敗は記憶に残り、お酒が嫌いになってしまうかもしれません。

初めてのお酒に適したおすすめのチューハイ2選

家で初めてお酒を飲むときのおすすめのチューハイを2つ紹介します。初めてのお酒は、チューハイではなくビールがよいという人は、はじめてのビールも紹介していますので、そちらを参考にしてください。

サントリー「ほろよい」

名前の通りアルコール度数が3%と低めで、「ほんのり酔う」ことができる初めてのお酒にぴったりのチューハイです。種類によって違いはありますが、1缶当たりの純アルコール量は約8g、100ml当たりのエネルギーは50~60kcalになっています。

種類は多様で、白いサワー、もも、白ぶどう、カシスとオレンジなどがあり、ジュースのような感覚でお酒を楽しむことができます。ただ、ジュースのような感覚ですので、何本も飲みすぎないように注意する必要があります。

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キリン「氷結」

アルコール度数は3~5%で、種類はシチリア産レモン、グレープフルーツ、シャルドネスパークリング、オレンジなどがあります。「ほろよい」より甘さが少なくスッキリしていて、お酒の感覚を感じたい人にはおすすめです。

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まとめ

初めてのお酒のおすすめの飲み方と注意点はどうだったでしょうか。友達や家族、同僚などと食事をしながら、楽しく初めてのお酒を飲める参考になったでしょうか。お酒は種類がたくさんあるため、どれにするか迷ってしまいますが、すでにお酒を飲んだことのある友達や家族、同僚などに聞きながら自分の好みのお酒を選んでみてください。

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