初めてタクシー配車アプリを使う場合、様々なタクシー配車アプリがあり、どのアプリを使えばよいのか、どのような手順で呼べばよいのか迷っていませんか。
ここでは、おすすめのタクシー配車アプリを厳選して3つ紹介します。対応地域、アプリの使い方、決済方法などがわかるので、自分にぴったりのタクシー配車アプリがわかります。
タクシー配車アプリとは?
タクシー配車アプリは、指定した場所にタクシーを呼んだり、日時予約したりできるアプリです。
今までタクシーを呼ぶときは、タクシー会社にわざわざ電話したり、たまたま通りかかったタクシーを呼び止めたりする方法が多かったことでしょう。
しかし、タクシー配車アプリがあれば、簡単に自分の呼びたい場所にタクシーを呼ぶことができます。
タクシー配車アプリのよい点
タクシー配車アプリのよい点は3つあります。
- 指定場所を操作ひとつで地図上で選択できる
- タクシーが来るまでの時間を把握できる
- ネット決済によりすぐ降りることができる
指定場所を操作ひとつで地図上で選択できる
今までは電話で住所や目印となる建物を伝えていたはずです。しかし、この手間がなくなり、操作ひとつでタクシーを呼ぶことができます。
タクシー配車アプリでタクシーを呼ぶときは地図から場所を選択すればよいだけなので、わざわざ住所や目印になる建物などを伝えたり、大きな通りに出てタクシーを探したりする必要がありません。
雨の日などは、指定した場所までピンポイントで来てくれるのでとても便利です。旅先や出張先でも気軽にタクシーを呼ぶことができます。
ただ、ピンポイントで来てもらうには、GPSの感度がとても大切になります。各タクシー配車アプリでは、GPSの感度がやや違いますので、しっかり確認しておきましょう。
タクシーが来るまでの時間を把握できる
多くのタクシー配車アプリは、指定場所と指定場所に向かうタクシーの位置をGPSで確認することで、到着時間を予測してアプリ上に表示します。
タクシーが来るまでの時間を確認できるので、来るまでに時間がかかるときは、待っている時間を有効に使うことができます。今までのように、その場でずっと待つ必要はありません。
ネット決済によりすぐ降りることができる
アプリを使わなくても、目的地についてから電子マネーで決済することはできます。
しかし、タクシー配車アプリのアプリ内で決済をしておくと、タクシーをすぐに降りることができます。
急いでいるとき、あまり人と接触したくないときなどにはとても便利です。タクシー配車アプリは、乗って降りるだけを実現します。
タクシー配車アプリの気になる点
タクシー配車アプリには気になる点もあります。
- 全国対応しているアプリがない
- 迎車料金として400円程度プラスされる
全国対応しているアプリがない
タクシー配車アプリで全国対応しているアプリはまだありません。
自分の住んでいる地域に対応していればよいかもしれませんが、旅行や出張等で全国へ移動してタクシーを利用する人によって不便な点です。
また、各都道府県の市町村によっても対応している市町村、対応していない市町村がありますので、アプリを入れる前にしっかり確認しておきましょう。
対応地域は順次拡大していますので、全国対応までは時間それほど時間がかからないかもしれません。
400円程度プラスされる
タクシー配車アプリでは、乗車運賃にプラスして迎車料金として400円程度必要になります。
400円は東京の場合ですが、地域にはよって無料のところもあるので、アプリで迎車料金を事前に確認しておきましょう。
おすすめタクシー配車アプリ「GO」

GOは、日本交通の「Japan Taxi」とDeNAの「MOV」が統合して生まれました。
配車に対応しているエリアや提携しているタクシー会社が多く、全国の様々な地域で利用することができます。
GPSの感度も優秀で、ほぼずれることはありません。路地裏など大通りでなくても迎車してもらえます。
住んでいるところが、「GO」の対応エリアであれば、「GO」を入れておけば間違いないくらいおすすめです。
「GO Pay」を利用するときだけですが、クーポンもあるため、初めて利用する人はただでタクシーに乗れることがあります。乗る前にクーポンをチェックしておきましょう。
タクシー配車アプリ「GO」の口コミや評判
タクシー配車アプリ「GO」の口コミや評判は次のようなものがあります。
- 目安の料金や到着予定時刻がわかりやすかったです。
- すぐに乗ることができました。
- 降りるとき「GO Pay」を使ったら、すぐに降りることができました。
- タクシーの迎車にお金がかかるので高くなってしまいます。
- タクシーの運転手がよくわかっていないときがあります。
- 「GO Pay」は、事前にクレジットカードを登録していないと使えません。
タクシー配車アプリ「GO」の対応エリア
2022年11月時点で、全国8エリア38都道府県が対応しています。現在は東日本が多く、西日本が少なめですが、今後順次拡大予定になっています。
対応エリアは次のとおりです。
〇北海道・東北エリア
北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
〇関東エリア
茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川
〇信越・北陸エリア
新潟、富山、石川、福井、長野
〇東海エリア
岐阜、静岡、愛知、三重
〇近畿エリア
滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良
〇中国エリア
広島、山口
〇四国エリア
徳島、香川、愛媛、高知
〇九州・沖縄エリア
福岡、佐賀、長崎、熊本
タクシー配車アプリ「GO」の使い方
タクシー配車アプリ「GO」は、画面がシンプルで誰でも操作しやすく、GPSもなめらかに動くためとても使いやすくなっています。アプリは、以下の手順で使います。
- 乗車位置を指定する
- タクシーを呼ぶ
- タクシーの到着を待つ
- タクシーに乗る
- タクシーを降りる
乗車位置を指定する際は、アプリを開くと現在地の地図が表示されるので、その地図を拡大してピンを乗車位置に移動してボタンを押すだけです。とても簡単です。
希望の日時を指定して配車したい場合は、「AI予約」を使うことができます。
タクシーを呼んだあとは、アプリ上に到着予定時刻が表示されます。必要に応じて乗務員と直接メッセージのやりとりができるので安心です。配車依頼後3分以内であれば無料でキャンセルが可能です。
前もって降車位置を指定していれば、乗車時に行き先を伝える必要もありません。
タクシー配車アプリ「GO」の決済方法
タクシー配車アプリ「GO」の決済方法は、「車内決済」か「GO Pay」です。
車内決済では、現金その他、各タクシー会社が対応する支払方法で支払うことができます。タクシー内に可能な決済方法が表示されていますが、決済方法が見つけられない場合は運転手に確認しましょう。
「GO Pay」は、事前にクレジットカードを登録し自動決済をする方法です。「GO Pay」を指定して配車すると簡単に利用することができます。
〇利用できるクレジットカード
VISA、MasterCard、JCB、AMERIKAN EXPRESS、Diners Club
「GO PAY」は流しのタクシーでも、後部座席にあるタブレットやスマホで「GOアプリ」を起動することで使うことはできます。
「GO Pay」を利用することで、タクシーに乗って、すぐに降りることが実現します。
しかし、とても便利な「GO Pay」ですが、紙の領収書がタクシー内でもらえません。領収書がすぐに必要な場合は、車内決済にしましょう。

おすすめタクシー配車アプリ「S.RIDE」

S.RIDE は、東京を代表するタクシー配車アプリの1つです。
S.RIDE は、「ライドプログラム」という他社にはない特徴があります。タクシーを配車するごとにライドポイントが貯まり、10ポイント貯まるとその場で抽選ができます。
ライドプログラムの抽選では、毎月変わるギフトが当たる、ちょっと得するプログラムです。
タクシー配車アプリ「S.RIDE」の口コミや評判
タクシー配車アプリ「S.RIDE」の口コミや評判は次のようなものがあります。
- タクシーの呼び方が簡単でした。
- 「ライドプログラム」の抽選で、運賃割引クーポンがもらえました。
- 降りるとき「GO Pay」を使ったら、すぐに降りることができました。
- タクシーの配車ができるかどうか決まるのが少し遅かったです。
- タクシーがつかまらないときがあります。
- 迎車料金がかかるので、割高になります。
タクシー配車アプリ「S.RIDE」の対応エリア
2022年11月時点で、次の8都府県に対応しています。他のタクシー配車アプリに比べると、対応地域は少なめです。
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、愛知県、大阪府、宮崎県
東京で生活している分には不便はありませんが、旅先や出張先では使う先が限られてしまいます。
タクシー配車アプリ「S.RIDE」の使い方
シンプルなメニュー画面で、配車までしっかり手順を示してくれるなど操作が簡単です。
東京都内であれば、利用者から最も近いタクシーを配車することができるため、「配車依頼」から「配車完了」までの時間がとてもはやいです。
配車依頼をすると、到着時刻がわかるようになっているので、待っている時間を効率的に過ごすことができます。
- 乗車位置、降車位置を設定する
- 配車を依頼する
- タクシーの到着を待つ
- タクシーに乗る
- タクシーを降りる
降車位置を事前に設定しますが、不慣れな場所などで降車位置が正確にわからない場合は、乗車位置だけで問題ありません。
乗車位置と降車位置を設定し、即時配車依頼をしたい場合はワンスライド。時間指定の場合は、20分以降から6日後までの日時を指定することも可能です。
タクシー配車アプリ「S.RIDE」の決済方法
車内決済とネット決済に対応しています。
車内決済では、現金その他、各タクシー会社が対応する支払方法にて支払うことができます。
ネット決済は、タクシーを降りるときに、S.RIDEアプリに事前に登録しているクレジットカードで支払う方法です。クレジットカードをタクシーの乗務員に渡す必要がないので、スムーズに支払いをすることができます。
おすすめタクシー配車アプリ「DiDi」

「DiDi」は、タクシー配車アプリの「DiDi Taxi」、ヒッチハイクアプリの「DiDi Hitch」、自転車シェアアプリの「DiDi Bike-Sharing」など、世界中で幅広い交通手段を提供する世界最大級の交通プラットフォームです。
配車プラットフォームとして、タクシーに「乗りたい」「乗せたい」をアプリでマッチングします。AIを活用しタクシー配車の最適化を実現し、今までにない移動体験を提供しています。
DiDiは、他にはない独自のポイントプログラムがあり、乗車料金100円ごとに1~3ポイントがつき、1ポイント=1円として使えます。
ポイントの還元率は前月の乗車金額で決まり、4,999円までなら1%、19,999円までなら2%、20,000円以上なら3%還元となり、乗れば乗るほどお得になります。
タクシー配車アプリ「DiDi」の口コミや評判
タクシー配車アプリ「DiDi」の口コミや評判は次のようなものがあります。
- 迎車がはやいです。
- クーポンがたくさんあってうれしいです。
- 車やドライバーの情報が事前にわかって安心です。
- 配車がキャンセルされて困りました。
- タクシー料金が高いように感じました。
- 使用したいクーポンが自動で適用されてしまいます。
タクシー配車アプリ「DiDi」の対応エリア
2022年11月時点で、対応エリアは15都道府県です。「GO」よりは対応エリアは少ないですが、「S.RIDE」よりは多くなっています。
〇北海道・東北エリア
北海道、宮城
〇関東エリア
東京、埼玉、千葉、神奈川
〇中部エリア
静岡、愛知
〇関西エリア
大阪、京都、兵庫
〇中国エリア
広島
〇九州エリア
福岡、長崎、沖縄
タクシー配車アプリ「DiDi」の使い方
文字が大きく画面がシンプルで、スマホから素早くタクシーを呼ぶことができます。アプリ決済や、ドライバーとのメッセージのやりとりも可能です。
- 乗車地と目的地を入力する
- 決済方法を確認し、「確定」をタップする
- 乗車地点をピンで調整し、「注文する」をタップする
- 乗る
- 降りる
行き先と乗車地点を入力すると、距離や交通状況などを考慮し、最も速く到着できるタクシーが呼び出されます。タクシーが到着するまでの時間や位置情報は、リアルタイムに確認することができます。
タクシー配車アプリ「DiDi」の決済方法
DiDiの支払い方法は、「現金・その他決済」と「アプリ決済」があります。
現金・その他決済は、タクシー車内で支払う方法です。支払い方法は各タクシー会社の決済方法に準じています。タクシー内で確認できます。
アプリ決済は、アプリに登録したクレジットカードやデビットカードで決済ができ、ドライバーとやりとりせずタクシーを降りることができます。
まとめ
タクシー配車アプリのよい点、気になる点は次のとおりです。
- 指定場所を操作ひとつで地図上で選択できる
- タクシーが来るまでの時間を把握できる
- ネット決済によりすぐ降りることができる
- 全国対応しているアプリがない
- 迎車料金が400円程度プラスされる
スマホの操作ひとつでタクシーを呼ぶことができるのは、これまでにはない体験です。ただし、迎車料金がかかるため、料金は割高となります。
タクシー配車アプリのおすすめは3つです。
- GO
- S.RIDE
- DiDi
タクシー配車アプリで人気No.1は「GO」です。対応エリアの広さ、GPSの感度のよさが群を抜いています。
東京都での利用が多く抽選を楽しみたいのなら「S.RIDE」、タクシーの利用頻度が高く還元を求めるなら「DiDi」も検討の余地があります。
どのタクシー配車アプリにしても、アプリの使い勝手はとてもよく、誰でも使いやすくなっています。タクシーを利用する人は、一度使ってみてください。
使ってみると、その使いやすさに手放せなくなってしまいます。
