【初めての進研ゼミ】チャレンジ・チャレンジタッチの違いを解説!

新1年生になり進研ゼミでチャレンジに取り組みたいけど、テキスト教材とデジタル教材があり、どちらにするか悩んでいる人もいるはずです。紙教材だと飽きてしまいそう、タブレットだと何をやっているかわからそうなど心配なことがあります。

ここでは、体験談を踏まえて「チャレンジ(テキスト教材)」と「チャレンジタッチ(デジタル教材)」の特徴やメリット・デメリットを解説します。

チャレンジ・チャレンジタッチの特徴やメリット・デメリットを知ることで、どちらがよいか選ぶ際のヒントになります。どちらか悩んでいる人向けです。

目次

チャレンジ(テキスト教材)

昔は「チャレンジ」と言えばテキスト教材しかありませんでしたが、今はタブレットを使ったデジタル教材もあります。ここでは、チャレンジ(テキスト教材)について解説します。

チャレンジ(テキスト教材)の特徴

1年生のチャレンジでは、メインとなる教材は国語と算数です。一月に国語と算数の各15回分が入っています。1回分が2ページのため、見開き1ページ国語と算数に取り組めば、15日で終わらせることができます。

公式ホームページには1回分約15分とありますが、そこまで問題数も多くないので、最初は15分もかからずに終わらせることができます。

メインとなる教材の他にも、実力アップドリルというものがあり、基礎コースか応用コースが選べ、年3回に分けて送られてきます。

  • 基礎コース:計算問題や漢字などの反復練習が多め
  • 応用コース:読解や文章題が多め

毎月「赤ペン先生」というテストが、国語と算数がそれぞれ一枚ずつついてきます。郵送して提出することで、赤ペン先生が丸付けをして、コメントを入れてくれます。昔ながらの赤ペン先生です。

夏休み(8月)、冬休み(12月)、春休み(3月)は、学校で授業が進まないので、これまでの復習ができるように、「赤ペン先生」ではなく「全国実力診断テスト」という選択式のテストがついてきます。

「全国実力診断テスト」は、「赤ペン先生」よりも問題の内容も量もレベルアップしています。全国平均との比較だけではなく、順位なども知ることができます。

メイン教材、テスト以外には、プログラミングを学ぶことができる「チャレンジスタートナビ」、知的好奇心を高める「こおりのかがくじっけんセット」など、国語と算数だけではないさまざまな付録がついてきます。

チャレンジ(テキスト教材)のメリット

紙のテキストなので、やらなければならない学習量の全体像を見通すことができます。

メインとなる教材とその他の教材が切り離されているため、親としては安心して勉強させることができます。勉強しているのかと思ったら遊んでいたということにはならないので安心です。

1年生であれば書くことも学びの一つです。テキスト教材は、書きながら学ぶことができるのも特徴です。

チャレンジ(テキスト教材)のデメリット

テキストを開いて問題を解くことは、そもそも机に座る習慣が身に付いていない子どもにとって、最初は難しいかもしれません。

親としては、終わった問題の丸付けをしたり、間違った問題の説明をしたりする必要があるため、子どもの勉強にしっかり寄り添ってあげなければなりません。勉強に付き合ってあげる時間がなかなか取れないという家庭には向いていません。

テキストが進まずに溜まっていってしまった場合、冊子がどんどん増えていってしまうので、子どもはやる気を失っていきます。また、保管スペースも問題となります。

【進研ゼミ小学講座】進研ゼミの基本情報

チャレンジタッチ(デジタル教材)

進研ゼミの公式ホームページを見ると「チャレンジタッチ」がまず目に入ってくるほど、デジタル教材が進んでいます。ここでは、チャレンジタッチ(デジタル教材)について解説します。

チャレンジタッチの特徴

チャレンジ(テキスト教材)と比べて、メインとなる教材や実力アップの教材の量に大きな違いはありません。違いは、すべて一台のタブレットに入っていることです。

紙のチャレンジについてくる付録のいくつかは、タブレットの中に入っているのでテキスト教材のようにいろいろなものが届くということはありません。

例えば「わくわくサイエンス」という冊子型の教材は、タブレットで電子書籍のように読むことができます。「チャレンジスタートナビ」は、タブレット内でアプリとして楽しめます。

チャレンジタッチのメリット

チャレンジタッチは、カラーでイラストも豊富なため、勉強が苦手な子どもでも始めやすいのがメリットです。

国語や算数のメインとなる学習だけではない、楽しみながら計算力を鍛えるゲームやお楽しみ映像なども入っているので、子どもが自発的にタブレットをひらいて勉強に取り組みます。

勉強が好きではない子どもでも、タブレットで楽しみながら学習できると、朝起きたら勝手にタブレットで勉強をしているという光景が見られます。タブレットを触るために早起きすることもあります。

チャレンジタッチのデメリット

メインの学習となるページから、クリックひとつでゲーム性の高いページに移動できるため、子どもが勉強以外のことばかりやっていてもすぐに気づけないことがあります。

ゲーム性は高いけれど勉強になるアプリもたくさんありますが、それぞれがタブレットの中に点在しているので、取り組むべき学習の全体像が見えにくいこともデメリットです。

「ひまわりの観察セット」など、一部の体験教材はチャレンジタッチにはついてこないので注意が必要です。国語と算数以外の興味も高めたい場合は注意が必要です。

【進研ゼミ小学講座】チャレンジタッチ体験動画

チャレンジとチャレンジタッチ共通のもの

主となる学習内容の違いについては説明してきましたが、ほかにもチャレンジイングリッシュ、国語算数AIトレーニング、オンラインライブ授業、まなびライブラリー、プログラミング学習(下記記載の有料オプション、プログラミング講座とはまた別です)といったパソコン上で見ることが出来るものもたくさんあります。これらはチャレンジ、チャレンジタッチともに利用可能です。チャレンジタッチの場合はすべてのカリキュラムがタブレットの中に入っているので、別のパソコンやタブレットを用意する必要はありません。チャレンジを受講されている方は、これらを利用する場合、別途インターネットにつながったパソコンの準備が必要です。

初期費用・月額料金

チャレンジには入会金や年会費などはないので、かかる費用は月々の料金のみとなります。

料金は、「チャレンジ(テキスト教材)」、「チャレンジタッチ(デジタル教材)」ともに共通で月々4,020円です。12か月一括払いにすると、月々3,250円で総額39,000円となりお得になります。

チャレンジタッチは、4月から受講する際はキャンペーンが適応されるので、たとえ1か月でやめてしまってもタブレット代はかかりません(0円です)。

1年生は関係ありませんが、他の学年ですでにタブレットをもらったことがある場合は、0円の対象外となります。

学習内容

「チャレンジ」でも「チャレンジタッチ」でも、通っている小学校で使用している教科書に対応した問題です。どちらでも、学校で学んだ問題と同じような内容に取り組むことができます。

進研ゼミ小学講座は、小学校よりはやめの内容が届けられるため、復習だけではなく授業の予習にも利用できます。

努力賞ポイント

チャレンジには努力賞ポイントというものがあり、年度を超えてためることが可能です。たまったポイントは、文房具やおもちゃ、バッグなどと交換ができるので、ほしいものを目標にがんばることができます。

チャレンジととチャレンジタッチでもらえるポイントの数は、キャンペーンを除くと同じと公式サイトには書いていますが、チャレンジタッチに連続ログインでポイントがプラス!などのキャンペーンがあります。

ポイントがもらえる条件は、紙の場合は赤ペン先生の課題提出ですが、チャレンジタッチの場合はそれに加えてメインレッスン完了などの違いがあります。

ただ、それほど大きい違いではないので、チャレンジにするかチャレンジタッチにするか決めるときには気にする必要はありません。

有料オプション講座

チャレンジには有料オプション講座というものがあります。チャレンジやチャレンジタッチとは別料金でできる講座です。

2023年度の1年生向けのオプション講座は、次のとおりです。

  • 英語が学べる「オンラインスピーキング」
  • より高度な思考力を鍛える「考える力・プラス講座」
  • プログラミングが学べる「プログラミング講座」
  • 基本的な読み書き計算を鍛える「漢字計算くりかえしドリル」

「オンラインスピーキング」以外は、チャレンジを受講していなくても申し込むことができます。

【進研ゼミ小学講座】

おすすめはチャレンジタッチ(デジタル教材)

おすすめは、タブレットで学習をする習慣を身に付けることができる「チャレンジタッチ」です。

初めて幼稚園や保育園から小学生になり、毎日学校へ行くだけでも大変です。帰ってきたあとに宿題をやり、さらに「チャレンジ(テキスト教材)」で勉強をしなければならないのは、子どもにとってもなかなか大変です。

しっかり書きながら勉強をさせたい気持ちもわかりますが、学校でしっかり書きながら勉強しているので、進研ゼミでは「わかった」「できた」という気持ちを育ててみてはどうでしょうか。

「チャレンジ(テキスト教材)」がおすすめの家庭は、子どもが自ら進んで勉強をするのが好きで、親がしっかり見てあげられる環境にある家庭です。

1年生4月はキャンペーンが豊富で、一ヶ月受講するだけでタブレットがもらえます。チャレンジ(テキスト教材)を希望している人でもタブレットを入手しておけば、まなびライブラリーなどはコース変更後も利用可能なのでおすすめです。

チャレンジ・チャレンジタッチのまとめ

初めて取り組むことになるチャレンジ(テキスト教材)のメリットとデメリットは次のとおりです。

・学習量の全体像を見通すことができる。
・メイン教材と他の教材が切り離されている。
・書きながら学ぶことができる。

・学習習慣が身に付いていないと難しい。
・丸付けをするなど、親がしっかり見てあげなければならない。
・管理できないと冊子がどんどん増えてします。

チャレンジタッチ(デジタル教材)のメリットとデメリットは次のとおりです。

・イラストが豊富で勉強が苦手な子でも抵抗感が少ない。
・楽しみながら計算力を鍛えるゲームなどがある。

・メインとなる勉強ではないものばかりに取り組む可能性がある。
・学習量の全体像を見通すことができない。
・一部の体験教材がついてこない。

それぞれメリットとデメリットはありますが、多くのことが共通しています。

  • 初期費用
  • 学習内容(通っている小学校の教科書に対応)
  • 努力賞ポイント
  • 有料オプション講座

初めて進研ゼミに入会する人は、チャレンジ(テキスト教材)とチャレンジタッチ(デジタル教材)の違いを理解した上で申し込みをしてください。

目次