海外ビールはさまざまな国で製造されていて、国によって味わいが変わります。その国の風土や料理に合うように作られているため、飲み比べを楽しむことができます。日本のビールと比べると、かなり数が多いため、選び方やおすすめ銘柄がわからないでしょう。ここでは、はじめての海外ビールということで、一度はどこかで見かけたことがある、聞いたことがある5種類にしぼって紹介します。紹介したものを参考に、はじめての海外ビールを楽しんでみてください。
海外ビールのおすすめ
国内メーカーのビールを飲む機会が多いですが、一度海外のビールを飲んでみるのもおすすめします。世界各国のビールは、スーパーの店頭に並んだり、インターネットで気軽に買えるので、興味がある人はぜひチェックしてみてください。
ギネス(GUINNESS):ドラフトギネス

ギネスのドラフトギネスは、アイルランド生まれの黒ビールで、黒ビールの定番です。麦芽とローストした大麦が、スタウトビール特有の苦みとほんのりとした甘みを楽しめます。樽から注いだような、なめらかでクリーミーな泡も魅力の一つです。ドラフトギネスは、ビールをグラスに注いだら、すぐに飲みたい気持ちを抑えて、約2分間待つのがポイント。グラスの中で泡が落ち着き、クリーミーになった極上のギネスを楽しめます。アルコール度数は、4.5%で一般的なビールよりもやや低めです。深いコクとバランスのよい味わいのため、ドライなビールが苦手な人や黒ビール初心者におすすめです。
コナ・ブリューイング・カンパニー (Kona Brewing Company): ビッグウェーブ・ゴールデンエール

ビッグウェーブは、ハワイで醸造されている麦芽100%の地ビールです。軽やかなホップの風味と、シトラスなど柑橘系のフルーティーな味わいが楽しめます。クセが少なく、まろやかな口当たりで、飲みやすいのが特徴です。ギネスと同様にドライなビールが苦手な人や、コナビールを初めて飲む人におすすめの海外ビールです。
コロナ(Corona):コロナ・エキストラ

コロナは、世界中で人気を集めているメキシコ生まれのビールです。軽くて爽やかな口当たりが特徴で、アウトドアにぴったりのさわやかな味わいです。コロナは、キンキンに冷やしたボトルの飲み口にカットしたライムを挿しこみ、そのままラッパ飲みするカジュアルなスタイルが定番。友だちなどと盛り上がりながら、楽しく飲みたい1本です。
ハイネケン(Heineken):ハイネケン

ハイネケンは、世界中で愛飲されているオランダ生まれのビールで、世界第3位のシェアがあります。麦芽100%による深いコクと、独自に使用している「ハイネケンA酵母」という酵母を使用しているため、フルーティーな香りが特徴です。風味のバランスがよく、さっぱりしているので、軽い飲み口の海外ビールを探している方におすすめです。瓶のデザインは、緑のボトルに赤い1つ星が映え、空瓶でもおしゃれです。
バドワイザー(Budweiser):バドワイザー

バドワイザーは、アメリカを代表するラガービールで、世界一の販売量を誇ります。苦みが少なく、キレと飲みやすさに定評があり、世界中で愛飲されている人気の銘柄です。厳選素材を約5週間かけてじっくりと丁寧に醸造することで、なめらかですっきりとした味わいを生み出しています。価格も他の海外ビールより安いので、初めての海外ビールを飲みたい人におすすめです。キンキンに冷やしてから飲むと、バドワイザーの美味しさがより一層引き立ちます。
ヒューガルデン(Hoegaarden): ヒューガルデンホワイト

ヒューガルデンホワイトは、ベルギーの白ビールです。小麦由来のフルーティーな甘みとオレンジピールのほろ苦さ、コリアンダーシードのスパイシーさが調和した、華やかな味わいが人気の銘柄です。すっきりとした飲み口のため、ドライなビールが苦手な方でも飲みやすくなっています。ヒューガルデンホワイトは、よく冷やしたグラスに、冷たいビールを2回に分けて注ぐのが美味しい飲み方。最初に3分の2ほど注いだらボトルをゆすり、底に沈殿した酵母を残さないように注ぎ切るのがポイントです。
まとめ
はじめての海外ビール。本当は現地で飲むのが一番ですが、なかなか外国まで足を運ぶことはできません。でも、ここで紹介した海外ビールであれば、スーパーやインターネットで購入することができるので、家で海外ビールを満喫することができます。他にもたくさんの海外ビールがあります。はじめて海外ビールを手に取り、興味が出てきたら自分のお気に入りの1本探してみてはどうでしょうか。