ハードセルツァーとは?日本で買えるおすすめ4選を紹介

初めてハードセルツァーを聞いた最近ハードセルツァーという言葉を聞くようになったという人がいるのではないでしょうか。なぜハードセルツァーというお酒がブームになりつつあるのか、日本で買えるハードセルツァーがあるのかなど気になるはずです。ここでは、ハードセルツァーとは何かチューハイとの違いは何かについて解説し、日本で買えるハードセルツァーおすすめ4選を紹介します。

目次

ハードセルツァー=低カロリー・低糖質の炭酸で割ったアルコール飲料

ハードセルツァーは、「ハード=お酒」「セルツァー=炭酸水」で、簡単に言えば「フレーバー付きのアルコール入り炭酸水」という意味です。2019年に健康志向が高まるアメリカでブームを起こした、低カロリー・低糖質のお酒です。日本ではまだまだ知名度は低いですが、国内の大手メーカーが続々と参入し始め、注目されるようになってきました。日本だけではなく世界的にも広がりをみせています。

ハードセルツァーは、低カロリー・低糖質が特徴で、お酒を飲みたい健康志向の人に注目されています。メーカーにもよりますが、約350mLでカロリー平均100kcalとなっています。糖質は0~2gほどです。

ハードセルツァーとチューハイの違い

ハードセルツァーとチューハイは似ていますが、醸造酒を使うか蒸留酒を使うかという作り方に違いがあります。ただ、ハードセルツァーに決まった定義はないため、蒸留酒を使っていてもハードセルツァーとして売られています。

  • ハードセルツァー…多くはサトウキビを発酵させた醸造酒で、果汁やハーブ、スパイスで風味をつけて、いろいろな味を楽しめるようにしているアルコール飲料
  • チューハイ…ウォッカや焼酎などの蒸留酒にソフトドリンクを加え、炭酸で割ったアルコール飲料

アルコール度数は、チューハイが3~9%、ハードセルツァーが2~5%とハードセルツァーの方が控えめになっています。

チューハイと比べると、甘すぎないあっさりとした爽快さと軽い飲み心地がハードセルツァーの特徴で、炭酸水感覚で飲むことができます。

「まずい」「美味しくない」という口コミもありますが、甘いチューハイに慣れている日本人にとっては、爽快さと軽い飲み心地にまだ馴染めないのかもしれません。いろいろな種類を飲んでいると、だんだんとハードセルツァーの爽快さがくせになってきます。

日本で買えるハードセルツァーおすすめ4選

日本でもハードセルツァーを買うことができます。国内メーカーでは、オリオンビール、サッポロビール、コカ・コーラ、アサヒなどがすでに参入しています。

ここでは、海外メーカーと国内メーカーを含め、日本で買えるおすすめのハードセルツァーを厳選して4つ紹介します。Amazonや楽天などで買うことができるので、チェックしてみてください。

アンハイザー・ブッシュ・インベブ「ニュートラ」

すっきり系のハードセルツァーを飲みたい人には、「ニュートラ」がおすすめです。「アンハイザー・ブッシュ・インベブ」というメーカーを聞いてもピンと来ない人が多いと思いますが、バトワイザーやコロナビールを販売するメーカーです。

ニュートラは糖質ゼロ・無糖で、アロマが香るクリアな味わいの本格的なウォッカソーダです。

内容量は355mLで、実勢価格は207円です。チューハイと比べると高めの値段設定になっています。

ニュートラレモン

レモン風味が好きな人におすすめのハードセルツァーです。爽やかなレモンの風味甘さのないすっきりとした味わいが特徴です。

ニュートラライム

甘さはほとんどなくほのかにライムの香りを感じることができます。アルコールは5%ですが、お酒感は弱く爽やかです。

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スミノフ「スミノフセルツァー」

「スミノフ」は、「スミノフアイス」で知っている人が多いメーカーです。「スミノフ」は、イギリスのディアジオ社が展開するプレミアムウォッカブランドで、日本ではキリンビールが販売を担っているため「スミノフセルツァー」もキリンビールから販売されています。

甘さ控えめで、飲みきりサイズの250mLのスリム缶です。健康に気を付けている人が、息抜きをするのにぴったりのスパークリングウオッカドリンクです。

実勢価格は、250mLで210円です。

オレンジ&グレープフルーツ

オレンジの香りとグレープフルーツの酸味のバランスがよいすっきりした味わいです。果汁が入っているため香りが濃いめで、自然な果実感が感じられます。

ホワイトピーチ

さっぱりしたホワイトピーチが香るほどよい甘さのすっきりした味わいです。日本ではなかったピーチフレーバーです。チューハイよりは甘くなく、キレもしっかりしています。

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Boston Beer Company「トゥルーリー」

甘い系のハードセルツァーを飲みたい人には、「トゥルーリー」がおすすめです。トゥルーリーは、すっきりした甘さながら味わい深く、また飲みたいと感じさせます。

ハードセルツァーブランドでは、アメリカで国内第2位の出荷量を誇ります。全米アルコール部門でも年平均伸び率が50%と成長が続いています。

内容量は355mLで、実勢価格は398円と高めです。初めて甘めのハードセルツァーを試したいという人には、おすすめです。

ワイルドベリー

無果汁ですが、ワイルドベリー系の香りが感じられます。香りは強いですが、アルコール感を感じることなく、飲み心地が軽くなっているのが特徴です。お酒が苦手な人でも飲みやすいです。

アサヒ「FRUITZER(フルーツァー)」

「FRUTZER」は、アサヒビールから発売されています。2022年4月から、首都圏・甲信越エリアで先行発売されていましたが、7月から全国展開されています。

ベースはウォッカであり、アルコール度数は4%です。人工甘味料を使っていませんが、糖質がチューハイ並みに入っているので、低カロリー・低糖質という特徴が生かされていないのが残念な点です。

内容量は355mLで、実勢価格は173円となっていて、他のハードセルツァーと比べると買いやすい値段となっています。ただ、チューハイと比べると高めの値段設定です。

Lemon&Lime

爽やかなレモンの酸味と香りも感じられますが、よりライムの香りが強めで、苦みも感じられます。すっきりした味わいで飲みやすいです。

Pink Grapefruit

チューハイに近い味わいですが、ピンクグレープフルーツのジューシーな味わいになっています。「Lemon&Lime」より甘みを感じます。

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まとめ

ハードセルツァーとは、低カロリー・低糖質で、アルコール度数も低めの、健康志向の人、お酒が苦手な人でも気軽に飲むことができるアルコール飲料です。チューハイとの違いは、醸造酒と蒸留酒の作り方の違いですが、定義はないので曖昧になっています。値段はチューハイと比べると高めですが、ヘルシーなお酒を楽しみたいという人は、ぜひハードセルツァーを試してみてください。

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